高圧電源と安全性に関する情報

固体封入とは何ですか?

固体封入は「ポッティング」とも呼ばれ、Spellmanの様々な装置に用いられる絶縁体の1つです。高圧電源装置の「出力部分」は、極度の高圧で作動することがあります。高圧出力部分の設計およびパッケージングは、製品の機能性と信頼性に対し極めて重要です。

固体封入は、Spellmanの設計担当者が、主要な絶縁体としてエアに頼るだけでは実現不可能な形で、装置のパッケージングを小型化することを可能とするものです。電力密度が向上する結果、さらにコンパクトな装置をお客様へお届けします。

加えて、固体封入はポッティングされた出力部分を環境的要因に対し封じ込める機能を発揮します。ほこり、汚染、湿度、振動が概して、封入された高圧出力部分の性能を低下させたり影響を及ぼしたりすることはありません。これは装置が過酷な環境で稼動する場合、あるいはユニットがメインテナンス・フリーで稼動しなければならない場合、特に重要です。